お手入れ方法 | 革表面が乾燥してきてパサつきが気になってきたら、クリームで保湿しましょう。
頻度は1、2ヵ月に1度ほどでOKです。頻繁にクリームで保湿してしまうと、革の内部に必要以上に水分が溜まり、シミやカビの原因になってしまいます。
●まずブラシで軽く表面のほこりを落とします。ブラシは毛が細くやわらかい馬毛のブラシを使いましょう。
●そのあと、やわらかいクロスの先に革用のお手入れクリームをつけ、少しずつ革表面に伸ばしていきます。艶を出すワックスや乳化性クリームよりも、水分が多くシミになりにくいデリケートクリームがおすすめです。
(デリケートクリームの成分のほとんどは水分でできており、ワックスや乳化性クリームのようにロウが含まれていません。そのため、革表面に塗ったときのロウ特有の艶や光沢感は出ません。
かわりに、ロウでコーティングすると浸透しずらい水分や油分を、革の内部までしっかりと行きわたらせることができます。乾燥した革に潤いを与えるのにぴったりのクリームです。)
●クリームを塗ったら、日陰でしばらく乾かせばお手入れは完了です。革は熱に弱いため、直射日光に当てたり、ドライヤーをかけたりすることは絶対に避けてください。
また、ゴートレザーもほかの革と同じく水に弱いです。雨などに濡れてしまったら、すぐに乾いた布で水分を拭きとるようにしてください。
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